どのように言えば理解してもらえるのか、どこで折り合いをつければよいのか…。
つい最近、年末に地元の静岡に帰るかどうかの話で母親と電話をしたところコロナに対しての考え方について自分との間にかなりの溝があり、なんとなくわかってはいたのですが母親はいわゆる「コロナ脳」ということがあらためてわかりました。
別にコロナ脳でもいいんです、私には私の考えがあるのでそれはもうお互いの価値観の違いということで仕方がないのですが、一点あきらかに間違った考えにもとづく発言があり、親に対してそこまで言うかくらいかなり言ってしまいましたね…。
その内容は「みんなが、80%くらいの国民がワクチンを打っているなかでなんでうちの人間に限って打っていないのか?そんな人は帰ってこなくていい、帰ってこないで」
まあ、要約するとこんな内容の発言でした。
怒りましたね、いや身内だからこそ余計に遠慮なく言ってしまったわけですが。

母親の発言については、差別的思想の何ものでもない、私はそう受け取りました。
ワクチンを打っていない人をバイ菌扱いしている発言です。
また、ワクチンを強制しようという意図も感じられます。
私が最も嫌う考え方です。
私はコロナはインフルエンザより弱毒の風邪レベルで恐れる必要がないことやワクチン接種後に現在厚労省の発表だけでも1300人以上の死亡者が出ていて安全性が確認されておらず、他人に強制するようなことはあってはいけないなどいろいろ説明をしてみましたが、私の言い方が悪かったこともあると思いますがほとんど話を聞かない受け付けないという状態。
自分の親に言うのもなんですが、恐ろしいほどのリテラシーのなさにちょっと失望しました、ここまでなのか?と。
「俺はこんなワクチンは絶対打たねえ、子供にも絶対打たせねえ」とはっきり言いました。
母親に向かって「バカなんじゃないの?」と言い放ったのはさすがに人生で初めての気がします。
反抗期をとうに過ぎた息子からまさかこんなことを言われるとは思っていなかったでしょう。
議論自体が成り立たないのですから、どうにもならないのです。
まあでも、母親からしたら逆になんて馬鹿なことを言っているんだろうと思っていたのでしょうね、でもそれは私の意見に反論するという形を取らない限り、ただの感情論でしかありません。
もう、話にならないから平行線だろうから電話を切ると言われて切られたわけですが、正直もうこのまま音信不通でもかまわないとすら思いました。
その後、少し時間を置いて母親のすぐ近くに住んでいる弟に電話して様子を聞いてみたのですが、弟がまず言ったのは、そもそも母親は理論的に考えて組み立てて話をするということはあまりできないから議論は無理だろうということ。
そこについてはなんとも言えない気持ちになりました。
まず私自身、母親がどういう人間かわかっていなかったことが一つ、そして母親が議論できるほどの思考力がないということが逆に受け入れ難いというか、そんな馬鹿なという感覚、これが一つ。
弟はワクチン接種はしている人です、やはり会社などでの接種に対する圧力がすごく、打たない場合はいろいろと不都合や軋轢が生じることは明らかで、そこまで打たないことにこだわりがないので打ったとのこと。
しかし、弟は打たない人の意思は尊重するし打たない人がいることの方が社会としては健全だということも言っていました。
そして問題は接種しない人が静岡に帰ってきて食事などを一緒にした後に万が一コロナのクラスターなどが起きて感染がわかった場合、会社などでの立場がなくなる、責任が取れない、世間がこのような雰囲気である限りやはり未接種者との接触は実質的に無理だろうとのこと。
このような話は私もわからなくはないです。
結局、圧力がすごすぎて周りに合わさざるを得ないことはマスクの着用など含めてかなりあるので。
ただ、一方でコロナがある程度弱毒で風邪の類であることはわかっていて感染がもしあったとして現実的に誰かに責任取らせるなんてことはできないことも弟はわかっていました。
今現在、日本の社会が、日本の世間がこのような雰囲気だから仕方がなく合わせているのが本音のようでした。
ただ、私は毎日普通に会社に行って普通に会社で打ち合わせして普通に過ごしていますが、誰かがコロナ風邪をひいたとして未接種者の私の責任だとか会社が騒ぎ出すとは思えませんが…。
東京はいろいろな地方からの人が集まっているから逆に世間というものに縛られない寛容さがあるということでしょうか。
ワクチンを打っても感染することはある
ワクチンを打っても感染が再び増大している国が複数存在する
ワクチン接種後1300人以上が亡くなっている
コロナウイルスの毒性はインフルエンザど同等かそれ以下であることは明らか
これらの事実に目を向ければ、少なくともワクチン接種を強制するような発言は出てこないはずです。
母親の感じだと、たぶん子供達に打つことや3回目の接種も何も考えずに受け入れていくのだろうと思います。
せめて、子供達へのワクチン接種は阻止したい、かなりラインを下げての要望になりますが、そこまで下げてももうすでに子供に打たせている親もいるわけで…。
大多数の日本人がこのような感じなのだろうかと思うと絶望的な気持ちになります。
接種後になにも起きていない人が大多数だからよいという問題ではありません、将来にわたって悪影響が出る可能性のある、これまでにないタイプのmRNAワクチンというものなのです。
そして接種後の死者数や重篤者の数から毒性がかなりあるであろうこともすでにわかっています。
なぜ人に接種を強要しようとするのか?
死んだ人や重篤になった人達を見て見ぬふりをしているだけです。
この国で陰湿ないじめがなくならない理由もよくわかります、大人たちが見て見ぬふりを決め込んでいるからです。
あ、死んだ…でもまっいっか、自分は普通に生きてるし影響ないから…って
信者を死なせて死体遺棄していたどこかの新興宗教の感覚に似ていませんか?
自分の親を批判するのかと怒られそうですが、もう親から独立した一人の大人なので今後も容赦なく言わせてもらいます。
この親不孝はいつか許される日が来るのでしょうか。