金持ちの中の金持ちのための麻布台ヒルズ!

この間というか、もう夏の思い出くらい前になってしまうのですが受注している店舗工事の絡みで開業前の麻布台ヒルズに確認のため現場まで行った時のこと、雰囲気が想像以上にすごくて驚きました。

先日2023年11/24に開業しましたが、まだ開業前の工事中の状態で外観上はほぼ完成形に近いところまで出来ていたころに行ったわけですが芸術家の展示を見ているような気分にさせられました。

日本人の富裕層ですら買えない分譲住宅

現場の確認をするために目的の場所に辿り着くまで麻布台ヒルズの中を歩いて移動していて視界に入るのが緩やかな曲線が象徴的にデザインされた建物群。

洗練されているにも関わらず、どこか懐かしい雰囲気を感じてしまう造形。

この曲線でできている構造物は梁なのかそれともただの装飾なのか、よくわからないのですがこれを造る方は大変だっただろうことは想像できます。

単純に建築物としてはインパクトがあるし面白いので、すごいなーと、見入ってしまう。

街全体がミュージアムとなるように計画しているようで、建築物だけでなくモニュメントなども所々に設置されていて目を楽しませてくれます。

麻布台ヒルズは森ビルがこれまで培ってきたノウハウを注ぎ込んだヒルズの未来形、緑に包まれ、人と人をつなぐ広場のような街、Modern Urban Village をコンセプトとしていて、都市の中の都市であるとしています。

六本木ヒルズにしてもそうですがなにか大手のディベロッパーが壮大な理想のもとに考え出した設計主義の権化のような、ものすごく人工的な計画なのはわかっているものの、こういった人が集う場所には魅力を感じます。

六本木ヒルズの高層階にある森美術館は大好きな場所で、たまにぷらっと寄ったりするのですが、芸術や文化を大事にしている姿勢が人を惹きつけるのだと思います。

ただのテーマパークのような場所とは違う都市に住む人の生活の一部分として存在しようとしている、そんな感じでしょうか。

ただね、引っかかるのはそこに住む人がもともとその地元に根付いていた人達ではなくて、外から集まってきた家賃高額の摩天楼に住むことのできる高額所得者達で歴史的な連続性が途切れてしまっているということ。

六本木ヒルズにしても麻布台ヒルズにしてもそれは同様。

さらに問題なのは、麻布台ヒルズの場合は六本木ヒルズができた頃よりもさらに経済的格差が拡がっていることと円安がかなり進んでいることも影響しているのか日本人の富裕層ですら住居の購入は難しい価格帯ということ。

分譲住宅については中国や香港、台湾人そしてロシア人の外国人の資産家が中心に購入することを予想している方もいます。

分譲価格は20億円から300億円。

日本人で購入できるのは純金融資産5億円以上の超富裕層で日本全体の約0.16%の世帯とのこと。アマンレジデンスや麻布台ヒルズの購入者は?外国人投資家や創業者が急増する予感

そもそもの価格設定がこれまでのヒルズの分譲価格よりもさらに高額、ということなのでしょう。

そこは日本ではない

下の方でわちゃわちゃと買い物をしたりなんやらしている日本人を外国人が見下ろす構図になります。

しかも中国人やらロシア人やらの購入が多いとなると、この二つの国は近い将来軍事力で日本に進行してくる可能性が否めない国なので、どんな方が住むのかわかりませんが諜報活動的なことをガッツリする可能性もあります。

金に物を言わせて日本の土地や家を買いまくっておく、というのが中国人やロシア人のスタンスなんだろうと思っています。

合法的な侵略とも言えるかもしれません。

下層階にインターナショナルスクールが入ります。

外国から日本に来た超富裕層家族のための学校です。

あとは慶応義塾大学予防医療センターが入っています。

検診で外国人を検査しまくって、E判定を出しまくり、薬漬けにして儲ける魂胆なのかわからないですが表向きはホスピタリティの一貫ということなのだと思います。

勤めている会社の店舗開発部署の方が麻布台ヒルズのオープニングのイベントか何かに参加した後、会社に戻ってきて言っていた「あそこはもう日本じゃないよ!」という言葉が麻布台ヒルズの本質でしょう。

日本ではないどころか、金で買った緑に包まれた新しい宗教施設的な、そんな感じすらしてきます。

言い過ぎですよね…。

日本の歴史や文化から完全に切り離された状態で、そこに住む人も外国人ばかり。

訪れる日本人はものめずらしさと非日常を求めて徘徊するのでしょう、私もそのうち徘徊します。

そこはもう日本とは言えない場所かもしれません。

都市の中の都市という言葉を聞いた時に金持ちの中の金持ちのための場所なんだなと思いました。

大金をはたいて、人間が設計主義的に作り出した大量の緑でカモフラージュした人工的な街。

貧乏な奴は寄せ付けない、庶民に優しいような顔をしてただただ金を吸い上げるシステムが整っていることでしょう。

あえて、騙されに行くよ!麻布台ヒルズギャラリーや森ビルデジタルアートミュージアムは楽しみだし!

金持ちの中の金持ちのための街、麻布台ヒルズ。

あ、話は戻りますがなんで麻布台ヒルズに行ったかですが、施工した現場の確認のためです。

給湯器も問題なく設置されていました。

次にここに来るのは施工した現場が開業した後トイレが詰まってしまったけど原因がわからないからちょっと現場来れませんかと呼び出された時ではないことを祈っています!

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